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一つ多い、一人ぼっち。一つ少ない、一人ぼっち。どちらにも意味があるように。
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こちらの本は、日本画家の千住博さんが書かれたものです。
新聞に寄せられた千住さんへの質問に対して答えてゆく、という形で「芸術」について書かれてあります。

「一つの絵を完成させるのに、どれくらいの時間がかかっているのか」
という質問があがります。
千住さんは答えます。一字一句、ご本人の言葉は本で読んで頂きたいのですが、
「その絵一枚に実質かかった時間というのは、
それはたしかに計ったりして数字にできるものです。
けれど、この一枚を書くのには、
これまで生きてきた時間すべてがかかっていると思うのです」
というような内容のお返事でした。

また、こうした執筆活動も、絵の合間の稼ぎというよりは、
「こういう形でも人に伝えたいから」という動機が強いのだと。

千住さんの絵に接する姿勢や、表現する事への積極的さ、愛情のようなものが、
読みやすく書かれています。

「どうして描くんだろう」とか、「芸術ってなんなんだろう」と、
少し頭を捻っていた頃、すっと入ってくるものがありました。



はじめて買ってみた新書でもあります。
こちらもオススメです^^*



なんだか急に紹介したくなって、記事にしてみました。´`*それでは
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やっと最終巻読めました〜!!
むこむこは絶対買うぞ!って思って。レンタルせずにいたのです。
絵がほんと奇麗、です。
お話しもファンタジーな所があって好きです。
全体に流れてる「透明感」みたいなものが、最後まで印象的でした。

むこむこは実は、描きたいものがいろいろと「先にやられてしまったな〜〜〜><」と思う作品のひとつです。
他にもいろいろあるんですが・・・。
でも、自分は自分で、自分の作品で出してみればいいんじゃないと思っています。
私が描くことに、意味があるかなって。

うん。マスターが可愛かった。(笑


我が最高のバイブル、と言っても過言ではない、
「映画クレヨンしんちゃんヘンダーランドの大冒険」
の紹介です〜。

小さい頃から大好きです。まだDVD持ってない・・・><
最近のしんちゃんものの映画の祖といいますか。原点かなって思います。
「笑い」「ほろり」「成長」
・・・特に、みさえとひろしが居なくなる→しんちゃんが助けにいく
という展開は、ここから始まったんじゃないかなあ。
「遊園地」という舞台、「魔法」という小道具、キャラの良さ、何をとっても憧れです。大好きです。

このあとから、ひまわりが新たに加わって、さらに広がりのある「野原一家」になっていくんですね。
「良い人」「信じる」、しんちゃんの良い所は、ちゃんと自分を軸にものごとを見てるってとこかなあ。


さて、ヘンダーランドを見たら、是非もうひとつ見て欲しいものが。



「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」です。

ヘンダーランドではあまり見れなかった、「かすかべ防衛隊」の活躍はこちら!って感じです。(かすかべの危機ではないんですけどね・・・)
風間くん好きの方は特におすすめします。
あの5人が好きなら、もう、すごく嬉しい作品です。みづきさんも大喜びです。
「もとの自分を忘れていく。ともだちも自分のことを覚えていない」
しんちゃん映画は、人間の「こわい」感情にどんどん挑戦していくなあと思います。

どのしんちゃん映画もおすすめしたいのですが、この二つをセットで記事にしたのにはワケがあります。

「かあちゃんを助けにいく」という点にスポットをあてて、是非みてほしいです。
押し付けてしまうのはいやなんですが、劇的には演出されていませんが、
ちょっとだけその点について「ヘンダーランド」と「カスカベボーイズ」を見比べてみて欲しいです!
いや、自分が、そこにどえらく心を揺さぶられてしまったので・・・(´・ω・`)



しんちゃん映画はまた書きたいなあ。
人間らしいとこに嘘つかないんですよね、このシリーズ。
嘘ついたり、みえはったり、かっこつけたり、自己嫌悪したり、泣いたり怒ったり、すごく素直。
そこが魅力的です。


この前本屋さんで見つけました´`*
透明水彩でぬると、ついつい薄く薄くなっていくんですよね、ゆのは。
あとどうやってきちきち塗ろうかなあとか。どこぼかそうかなあとか。

何せ、何せです、当たり前かもしれないですけど、絵がふつくしい!!
加えて、「全体」を「一枚の絵」で表現することが、前より分かるようになったと思います。

デッサンする。それから描く。
まではいかなくても、「資料を集める、検索する」「陰影や形をとらえる」「明暗や主役を決める」ことを意識できるようになりました(*´ω`*)♪

これ読むまではただがむしゃらに、赴くままに、描くってことが多かったんですね。
一度だけちゃんと計画して描いたんですけど、だんだんそれもしなくなっていて・・・
でも「こんなに美しい、まとまってるけど堅苦しくない仕上がりにできるんだ・・・!」と思うと、
「よーし、じゃあじっくり楽しもうかな〜´▽`*」
そんな気分になりました。
おすすめです♪(珍しく、音符を多様しちゃうくらいに)
本屋さんで立ち読みをした。

何の本だったか忘れたが、建築家の方が書いた本だった。
その一節が私の琴線をはじいた。

内容はだいたいのところ、こうであったと思う。

「お任せします、というお客が一番こわい。
すべてをこちらの手腕に懸けてくるからだ。

あれこれと注文をつける客というのは、いうことを聞いていればいいだけで楽であるが、腕がうなるということももちろん無い。

結局プロというのは相手のニーズに答えるではなく、
こちらがいいと思ったものをこだわりを持って提供するのが本当なのである」

記憶なのでだいぶ自分の言葉と解釈で書いてしまったと思う。

これまで自分は、相手の欲しいものを「うんうん」といって差し出すのが「優しい」のだと思っていた。
でもそれでは「私」が失われていくという恐怖があった。
しかし、今までを断ち切る勇気と、確信を持てなかった。

自分がいいと思ったものを自信をもって差し出す。

これでいいのだ。
たしかに、それが何とも自分にもしっくりくるスタンスであった。

「そんなこと言われても、迷惑かもしれない・・・返って嫌な思いをさせるかもしれない・・・」とあれこれ悩んでいたことを、奇麗さっぱり切り捨てることにした。

むろん、その決心には他にも様々な関わり合いがあって、今に至るのだけれど。

そういう心づもりを忘れずに、ものつくりとして生きていたいものです。
語り部絵描き表現者開拓者・・・自分を指すのにぴったりな言葉に出会えますように。
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